皆さんこんにちは。

今回のブログではE30の整備をご紹介していきたいと思います。

E30は登場から30年程、立派な旧車になってしまいました。今では旧車を整備できるところがどんどん無くなってきているみたいですね。

でもご安心下さい。つたえファクトリーは旧車得意なんです。(笑)

うちの工場長なんかはE30が新車のときから整備し続けてますしね。頼りになりますよ!

うちのお客さんにはE30を大事に乗り続けている方が沢山います。定期的なメンテナンスは必須となりますが、E30は味があって本当に楽しいBMWですよ!

この記事を読んで興味を持たれた方は是非つたえファクトリーに遊びに来てくださいね!

それでは作業開始です(`・ω´・)ゞ

まずはプロペラシャフトを外す為にマフラーを外そうとしたのですが、排気温度センサーが錆びていて外すことができませんでした(´;ω;`)

しょうがないのでマフラーを付けたままプロペラシャフトを外したのですが、このスムーズにいかない所が旧車整備の醍醐味だったりするんですよねd(`・ω´・✧

センターベアリングをチェックしてみると、ベアリング廻りのゴムが一周ぐるっと切れちゃってます。

これが原因でプロペラシャフトが暴れ、走行中にフロアを叩いて「ドスドス」と異音がしちゃっていたんですね。これ、実はE30では結構定番なトラブルなんです。走行距離は短くても年数でゴム部品は劣化してしまうものなのです。

それでは専用工具を使って新品のベアリングに交換していきましょう!

ベアリングの圧入は失敗が許されないので慎重に行います。ミスするとベアリングから異音が出てしまいますからね。

センターベアリング本体の交換が無事完了したら、プロペラシャフトをもとの位置に合わせて組み付けます。プロペラシャフトをずらして組み込むと、壊れている時と同様に「ドスドス」とシャフトが暴れてしまうのでここも慎重に組み付けます。あとは車両に組みつけて完成です。

最後に走行試運転をし、問題が無いことを確認できたら作業終了です。

ちなみにセンターベアリング交換が必要になってしまうケースとしては、今回のようなベアリング廻りのゴムが駄目になってしまう場合や、ベアリング自体の不良で異音が出てしまう場合などがあります。

整備する側からのアドバイスとしては、マフラー全体を外す機会があったら、予防でセンターベアリングの交換をオススメします!そうすれば安心して乗れますし、工賃もお得になりますよ!!

 

私達は、長く快適なBMWライフを満喫いただくため、トレーニングを受けたメカニックがメンテナンスさせて頂きます。

他店でBMWをご購入された方でも「Tsutae’s Check Up」でBMWの診断をさせて頂きます。

つたえファクトリーでは、法定12ヵ月点検以上にBMW専用の点検項目を設けた「Tsutae’s Check Up」をご提供しております。この点検内容は、「即交換」「早期交換」「予備交換」と3段階に分けた診断書をお渡しし、今後のメンテナンス計画についてコスト面も踏まえながらメンテナンスさせて頂きます。

私達はBMWを身近に感じているパートナーとして、様々なご要望にお応えして参ります。

 

それではまた、次回の記事もお楽しみに(^◇^)

 

記事担当: 石井 直人